「私の嫌いな10の人びと」




中島義道 著 / 新潮文庫

「ブルーデイブック  ―     
誰でも落ち込む日がある」



  

ブラッドリー・トレバー グリーヴ 著,・石田 享 訳 / 竹書房


あなたは落ち込んだとき、どうしていますか?

誰かに話しかける? 好きな音楽を聴く?
おいしいごはんを食べる? いっそのこと、寝ちゃう?
でも・・・・やっぱり気になる・・・
「あぁ、どうしよう?ど〜うすりゃいいのよ?(表紙の写真)」

そう。誰にでも、落ち込む日はあるんです。
この本は、そんなとき、少し役に立つんじゃないかと思います。

      

書評というものを書くのは中学校の読書感想文以来でしょうか。
どの本を選べばいいのか。これは非常に重要な問題でして、大変に難儀しました。

-難解な哲学書を題材にし、自らの知性を世に知らしめんとす!-

これが、コラムのお話をいただいた時、パッと浮かんだ偽らざる気持ちです。
しかし、本を吟味していくうちに2つの疑問が頭をもたげたのです。
その1.果たして読めるのか。
    1ページ読んでは眠り、次の1ページを眺めては眠り…時間が足り ません!
    つたない読みをしてかえって自らの知性の無さをアピールしてしま うのでは…
その2.誰が興味を持つのか。
    そもそもそんな難しい本、誰も手を付けないのでは…

そんな問いを、来る日も来る日も頭の中で繰り返していたのです。
2週連続ゴミだしを忘れても、家に財布を忘れお昼が食べられなくても、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ。
まさにこの時の僕は「哲学」していたのではないでしょうか。

さぁ、しかし気づけば締め切り4時間前。そうも言っていられません。

こんな時は己の経験に帰るのです。デカルトも自分の頭に戻ってみよう、って感じのこと言ってたよね!
原点回帰。自分がいいと思った本でいいじゃない。

みなさんは本を読んでいて鳥肌(サブイボ)が立ったことはあるでしょうか。僕は数えるほどですが、あります。
そして、そんな経験を与えてくれた本は不思議とずっと記憶の中に残っているのです。
そんなステキな本を紹介していきたいと思います!
さぁ行ってみましょう!鳥肌(サブイボ)シリーズその1!!

「私の嫌いな10の人びと」
中島義道
(再掲)

―――ここから書評―――

著者が勤める大学で書いた「卒業生へのはなむけの言葉」
この文章にこそ、著者の「社会」という荒波に対峙する人々への思いが凝縮されていると信じてやみません。

―――ここまで書評―――

ではまた次回!!




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こんな気分を溢れんばかりにたっぷりのユーモアとともに表現しています。それでいて・・・本の中にいる様々な動物たちに出会うことで、「もう少し頑張ってみよう」、「ひるまずに思い切ってやってみよう」そんな気分にもさせられます。めくるごとに、くすりと笑う、あなたがいて、気がつくと少しだけ前向きになれる。そんな本です。


                 執筆者:

  「ぼくを探しに」



  




   シェル・シルヴァスタイン作・倉橋由美子訳 / 講談社





高校生に出会い、以来、枕元の本棚にはこの本があります。

原題は、“The Missing Piece”と、続編の“The Missing Piece Meets the BIG O”。
邦題は、「ぼくを探しに」と、その続編「ビッグ・オーとの出会い」が講談社より出版され、子どもだけでなく大人のための絵本として、愛されています。

表紙をめくると、単純な線と図形で描かれた主人公、円グラフの一部が欠けたような丸い“ぼく”と小さな三角のかたちをした “かけら”が、短いけれども何処かこころに響くことばとともに、登場します。

“ぼく”は、欠けた一部にぴったりはまるものを探して旅に出ます。
「ラッタッタ さぁいくぞ」 歌を歌い、花のにおいをかいで、楽しみながら、野を越え、海を越えて進み、いろいろな出会いを繰り返します。そして、ある日、とうとう自分が探していたぴったりのものに出会うことができた“ぼく”・・・・そこからさらに、旅は続き、物語は深みをましていきます。

満たされるということ、不完全であるということといった大切なテーマを描きながらも、どこか力んだ肩と心をほぐしてくれる優しさをもった、不思議なおはなしです。


                       執筆者:


  「ぼくを探しに」
  「ブルーデイブック  ―  誰でも落ち込む日がある」
  「私の嫌いな10の人びと」  
←NEW!!

「孤独で」
「ぜんぜん、元気なんか出ない」
「そのくせ悪いことばかり考えて取り越し苦労の連続」

この本の中身は、すべて動物の写真になっています。オランウータン、ライオン、猫、ハムスター、ペンギン、パンダ、ゾウたちが、私たちがまさに感じるようなきもち・・・・・・・・